新型コロナウィルスで揺れたイングランド、プレミアリーグも最終節が終了し順位、そして個人タイトルが決まりました。
得点王はレスターのジェイミー・ヴァーディが、2009-10シーズンにディディエ・ドログバ(当時チェルシー)が記録した32歳での得点王の記録を抜いて最年長の33歳で輝きました。
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ゴールデンブーツを手にするヴァーディ。(@premierleague Instagram)
ヴァーディはまだ岡崎慎司がレスターに所属していてプレミア優勝を果たした2015-16シーズンにすごく活躍したのが鮮明に記憶に残っていますけどそれから4年も経っての今季の活躍ぶりは素晴らしいです。
他のリーグを見ても仏リーグ・アンはパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ(エンバペ)が21歳と若いですが、その他はスペインのラ・リーガは33歳のリオネル・メッシ(FCバルセロナ)が4季連続で、ドイツのブンデスリーガは今年32歳のロベルト・レヴァンドフスキが3季連続でタイトルを受賞。
現時点で2試合残っている伊セリエAは30歳のチーロ・インモービレ (ラツィオ)と35歳のクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス )がタイトルを争っています。
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第36節ヴェローナ戦でハットトリックを決め、残り2試合でロナウドと3ゴール差をつけトップに立つインモービレ (@official_sslazio)
各リーグの特点ランキング2位以下を見てもピエール=エメリク・オーバメヤン(アーセナル)、カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)、そしてルイス・スアレス(FCバルセロナ)など30オーバーの選手の活躍が光っています。
特徴的なのは彼らの多くは20代の頃からずっとトップを走り続けていて、今も衰えることなく進化し続けている点。素質のある若い選手もどんどん出てきていますが、彼らの類稀な努力となにより積み上げてきた豊富な経験こそがゴールへの決定力をもたらしているのではないでしょうか。
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10代、20代前半の若手選手の活躍ももちろん期待したいのですが、ベテラン勢にもまだまだ若い選手たちが追いつけないくらいずっと前を走り続けていて欲しいです。