2023-24年シーズンは、すでにプレミアリーグで大きな実績を持っているハリー・ケインのバイエルン・ミュンヘンへの移籍や、現在最も市場価値のある選手とも言われているジュード・ベリンガムのレアル・マドリード入りなど大きな話題を集める移籍がありました。
今シーズンも残すところあとわずかとなったところで、ここまでで移籍加入したチームで成功した活躍中の5人に注目しました。
ドミニク・ソボスライ
所属:リバプール
生年月日:2000年10月25日
身長:187cm
国籍:ハンガリー
ポジション:MF
Instagram(@szoboszlaidominik)
今シーズンはライプツィヒからリバプールに移籍し、リバプールのレジェンド、スティーヴン・ジェラードがつけていた8番を背負い、ユルゲン・クロップ監督にも大きな期待と信頼を得て開幕からスタメンで起用されました。
幼い頃から才能を開花させ母国ハンガリーで各年代で代表入りするなどエリート街道を歩いてきたソボスライですが、2017年加入したザルツブルグでは日本代表FWの南野拓実(モナコ)やノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、韓国代表FWファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン)らともプレーしていました。
初のプレミアリーグで後半は故障などもあり少し失速気味ではありますが、スタミナ豊富でスピードもあり縦横無尽に走り回る献身的なプレーはチームにとっては助かる存在だと思います。同じく今シーズン、リバプールに加わった日本代表キャプテン遠藤航と共に今後チームを牽引するような活躍を期待したいです。
デクラン・ライス
所属:アーセナル
生年月日:1999年1月14日
身長:188cm
国籍:イングランド
ポジション:MF
Instagram(@declanrice)
昨年夏、イギリス人史上最高額の1億500万ポンド(約198億円)といわれる移籍金でウェストハム・ユナイテッドから日本代表DF冨安健洋も所属するアーセナルに加入しました。
すでにプレミアリーグやナショナルチームで高い実績を積み重ねてきたライスですが、アーセナルでもまさに中核としてチームに欠かせない存在となっており、デクラン・ライスの加入がアーセナルの今シーズンの強さの要因の一つなのは間違い無いと思います。
ライス自身もスペイン人監督ミケル・アルテタの指揮下でのプレーで発見と成長を感じているとインタビューで語っており、チームとしても個人としても今後さらに強く大きく成長するのではないかと楽しみです。