前回2014年W杯ブラジル大会優勝のドイツやネイマール擁するブラジルと並んで優勝候補の筆頭がフランス。アントワーヌ・グリーズマン、ポール・ポグバ、キリアン・ムバッペ (エムバペ)、エンゴロ・カンテら実力派揃いで豊富なタレントの顔ぶれは出場国中でナンバーワンと言ってもいいと思います。
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— Equipe de France (@equipedefrance) 2018年5月17日
(@equipedefrance Twitter)
2016年の欧州選手権(ユーロ2016)で大活躍したディミトリ・パイエは怪我の影響もあってか落選した他、アーセナルのアレクサンドル・ラカゼット、マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシャル、パリ・サンジェルマンユースの最高傑作とも言われているエイドリアン・ラビオなど欧州リーグで一線級で活躍する選手らが代表メンバーに入ることができないほど層の厚さです。
3-0と快勝した親善試合のイタリア戦グリーズマン得点後(@equipedefrance instagram)
これだけ個々の能力も高く個性的な顔ぶれが揃うと得てして衝突したりギクシャクすることもありそうですが、インスタグラムやツィッターなどを見る限り今のフランス代表メンバーはやたら明るくてチームの雰囲気もとても良いようです。
アディル・ラミとグリーズマン(@adilrami instagram)
バンジャマン・メンディとムバッペ(@benmendy23 instagram)
ポグバとムバッペ(@equipedefrance instagram)
プライベートでも仲の良いグリーズマンとポグバを中心に、所属するマンチェスター・シティやSNS上でもコミュ力を発揮する陽気なメンディ、そのメンディとはモナコでチームメイトだった神童ムバッペ、そしてムバッペと同じくフランスの次世代の期待の星、ウスマン・デンベレら勢いのある若い選手が活気を与えています。そしてそんな個性的なチームをまとめているのがメンバーからも一目置かれているというキャプテンで守護神GKのウーゴ・ロリス。
そういえばこれまで度々代表に招集されていたパリ・サンジェルマンのレイヴァン・クルザワは昨年秋にデシャン監督の悪口を言っている様子を隠し撮りされ、それをネタにギャングに恐喝されるという事件がありました。またマチュー・バルブエナ(フェネルバフチェ)への恐喝事件に関わったとされているカリム・ベンゼマもCL3連覇を達成したレアル・マドリードでどれほど活躍していても決して代表に呼ばれることはありません。それらが原因かどうか本当のところは分かりませんが監督がチームの輪を重要視して選んでいる面もあるのだろうと推察します。
個人の実力も一流、組織としてのチームワークも良いとなればやはりフランスは侮れない。日本が初めてW杯に出場した1998年のフランス大会以来、20年振りの優勝なるでしょうか?