ムバッペがパリ・サンジェルマンに電撃移籍
8月31日パリ・サンジェルマンはモナコからキリアン・ムバッペをレンタル移籍で獲得したと発表しました。
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(@psg instagramより)
昨シーズン彗星の如く現れた神童は、レアル・マドリードやFCバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなど名だたるビッククラブから注目され今夏の移籍の大きな目玉の1人でした。
当初モナコは少なくともあと1年は手元に置いておくつもりで数あるオファーを跳ねていたように思いますが、どういう思惑があったのかまさか同一リーグのライバルチームに売却するとは驚きでした。けれどネイマール移籍の時のバルサとは違ってモナコも特に騒ぎ立てることなく意外とスムーズに移籍が決まりましたね。モナコが選手に対する執着がなさすぎるのか、大金が入るから良しとしたのか、リーグアンの活性化のためなのか・・・?
PSGはファイナンシャルフェアプレー回避のために1億8000万ユーロ超(約236億円)といわれるムバッペの移籍金の支払いは来年ということなのですが、ネイマール獲得の件も合わせてUEFAはPSGがファイナンシャルフェアプレー(FFP)に抵触した可能性があるとして調査を開始すると発表しています。
当のムバッペ本人は騒動もどこ吹く風、移籍問題の渦中ということもあってリーグの試合を3試合欠場していましたがフランス代表にも選ばれ31日に行われた2018ロシアワールドカップのヨーロッパ最終予選、ホームでのオランダ戦に後半途中から出場しロスタイムに見事代表初ゴールを決め好調をアピールしました。
(@asmonaco instagramより)
一方モナコはムバッペ放出を見越してインテルからFWステファン・ヨベティッチ、ラツィオからセネガル代表FWのケイタ・バルデ・ディアオの獲得を発表しています。
ステファン・ヨベティッチ(@stevanjovetic instagramより)
ケイタ・バルデ・ディアオ(@keitabalde14 instagramより)
パリ・サンジェルマンはどちらかというとローカルでなく世界中にファンがいるクラブだと思うのですけれど、それでもネイマールという世界的なスターだけでなく自国フランス人のスターがやっぱり必要なんでしょうね。
それにしてもネイマール、カバーニ、ディ・マリア、ドラクスラー、パストーレと他のチームだったら即スタメンかりの中にムバッペも加わって、今後どういう使い方をして行くんでしょう?そしてウナイ・エメリ監督に彼らを上手く使いこなすことができるのか?すぐにチャンピオンズリーグ(CL)も始まりますし手腕を楽しみに見るとしましょう。
(@psg instagramより)
Bonne chance ! Kylian!(@k.mbappe29 instagramより)
ムバッペはまだ18歳と若く、それこそ何百人、何千人に1人という素晴らしい素質を持った今後サッカー界の宝になりうる選手ですからパリ・サンジェルマンで伸び悩むことなくすくすく育って欲しいということのみ心から願います。