サッカー選手最高の栄誉であるバロンドール、今年は男子はマンチェスター・シティのロドリ、女子はバルセロナのアイタナ・ボンマティの共にスペイン人の2人が受賞しました。
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先日こちらのブログでも紹介したように、先月スペイン紙「マルカ」で2024年のバロンドール受賞はヴィニシウスJr.で決定と報じられていました。
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実際ヴィニシウスの落選を知ったレアル・マドリードは直前で授賞式への出席をキャンセル、公式専門チャンネル『レアル・マドリーTV』で予定していたバロンドールの特番を中止、またヴィニシウスと契約を結ぶナイキはバロンドール仕様のゴールドのスパイク制作、マドリードのナイキショップを金色にデコレーションするプランが中止となっており、これを見ると事前のリークがかなり信ぴょう性の高いものと考えられていたのではないかと思えますが、一体どういうことだったのでしょう？
1.完全にガセネタだった
2.本当にヴィニシウスで決まっていたけど何らかの事情で報道後に変わった
3.事前に報道することでレアル・マドリードがヴィニシウス受賞へと誘導(圧力？)した
この辺りが予想されますが真相は如何に？？
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レアル・マドリード側は「ヴィニシウスが受賞者でないならカルバハルを受賞者にすべき。そうでなかったということはバロンドールやUEFAがレアル・マドリーをリスペクトしていないことは明らかだ。」と大激怒との報道ですが、レアル・マドリードは現在は頓挫しているビッグクラブ主導の欧州スーパーリーグ構想をめぐってUEFAと対抗している面も関係しているのかなとも思います。
ただ投票結果を見るとヴィニシウスはロドリに次いで2位なのですが、昨シーズンのレアル・マドリードの好調を裏付けるように3位ジュード・ベリンガム、4位ダニ・カルバハルと続いており（9位にはトニ・クロースも）単純に同じチームで票が割れた結果ロドリに加算された可能性が高いのではないでしょうか。
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事前の報道によって色々な憶測や疑惑が残って何となく後味の悪い感はありますが、個人的にはストライカー偏重ではなく守備的なポジションの選手が評価されて表彰されたのはすごく喜ばしいことだし、昨シーズンのロドリの活躍はバロンドールに相応しいものだったと思います。