W杯の国と国の威信をかけた戦いは時に予想できない結果をもらたします。前回W杯ブラジル大会の覇者ドイツが初戦の相手メキシコに1-0で敗れるという波乱が起きました。
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ドイツの守備の隙をつき素早いカウンターで手薄なディフェンスのドイツのゴールにイルビング・ロサノ(PSV)のシュートが見事に決まり、ドイツの攻撃に対してはGKギジェルモ・オチョア(リエージュ)の好セーブもあり徹底した堅い守りで得点を与えずメキシコのドイツ対策がピッタリとはまった見事な勝利でした。
ディフェンディングチャンピオンのドイツに対しての勝利はやはり格別だったようでチチャリートことハビエル・エルナンデス(ウェストハム・ユナイテッド)が試合後感極まって涙を見せたほどでした。
値千金のゴールを決めたロサノ(@miseleccionmx instagram)
ハビエル・エルナンデスとミゲル・ラジュン(セビージャ))(@miguel_layun instagram)
ただメキシコもFIFAランキング15位、7大会連続出場、過去6大会連続決勝トーナメントに進出している強豪国です。選手のレベルも高く戦い方もよく知っているチームなので決してジャイアントキリングではないと思います。
一方ショックが大きいのはドイツ代表の選手達。試合後にアップされた選手のインスタグラムをいくつか集めてみました。
守備に奔走したバイエルン・ミュンヘン所属のジョローム・ボアテングとマッツ・フンメルス
(@jeromeboateng instagram)
(@aussenrist15 instagram)
昨年のコンフェデ杯で主将として若いドイツ代表を優勝に導いたユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)
(@draxlerofficial instagram)
チームのエース メスト・エジル(アーセナル)
(@m10_official instagram)
次のスウェーデン戦は僕たちにとって最初の決戦になるだろう。
途中出場し輝きを見せたユリアン・ブラント(レバークーゼン)
(@julianbrandt instagram)
途中出場ながらうまい仕掛けや惜しいミドルシュート放ちドイツ代表の中でもひときわ輝きを見せたブラントなのですが、試合後ロッカールームに戻る際にスタンドにいた少年たちに頼まれ笑顔で自撮りしていたところ「負けた後なのに笑って自撮りとはなんだ!」とドイツ国内の一部から批判を受けてしまっているとのこと。確かに敗戦後でちょっと思慮が足りなかったかもしれませんが、少年たちとっては忘れられない記念になるだろうしそんなに目くじらを立てなくてもっていう気がします。でもまあそのくらいドイツ人にとってこの敗戦はショックで怒り心頭だったんでしょうね。
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チームの主将で守護神GKのマヌエル・ノイアー(バイエルン)
(@manuelneuer instagram)
選手達もこの敗戦にかなりのショックを受けているようですね。でもそれぞれ切り替えて次の戦いへと向かう強い気持ちも伝わってきます。
ただ気になるのが、前回優勝した国はグループステージ敗退する確率が高いというワールドカップのジンクス。
1998年フランス大会優勝のフランス代表が2002年日韓W杯で敗退、2010年南アフリカ大会では2006年のドイツ大会の優勝国イタリア代表が、続く2014年のブラジル大会ではスペイン代表がグループステージを突破できませんでした。
果たして今回のドイツ代表はどうなるでしょうか?次のスウェーデン戦は6月23日(土)です。