海外ニュースサイトやSNSから気になる海外サッカーニュースをピックアップします。
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スパーズのハリー・ケインがブリッドアワードの舞台に
21日イギリスの音楽の祭典「The Brit Awards 2018 (ブリット・アワード)」がロンドンのO2アリーナで行われました。
なんとこの華やかな舞台にトッテナム・ホットスパーのイングランド代表FWハリー・ケインが元フィフス・ハーモニーのメンバーである人気歌手カミラ・カベロとともにプレゼンターとして登場しました。
その際、この日司会をしていた英コメディアンのジャック・ホワイトホールが「これがおそらく今シーズン彼が手にする唯一のトロフィーだろう」とコメント。というのもジャック・ホワイトホールはアーセナルのファン。もちろん冗談交じりですがライバルチームのスターを皮肉らずにはいられなかったのでしょう。
QUOTE: @JackWhitehall introducing @HKane to the @BRITs:
🗣 "The next presenter is a Tottenham striker, meaning the award he's presenting is the only trophy he's getting his hands on this season." 😱🔥 pic.twitter.com/xEvq6qytDD
— SPORF (@Sporf) 2018年2月21日
(@Sporf Twitter)
これに対しTwitterなどのSNS上の反応は
「ハハハ、そのとおり!」
「アーセナルファンめ」
「FAカップがくるさ!」
「ワールドカップを待ち望んでいるよ。」
など多数の賛否両論のコメントが。
(@harrykane instagram)
ハリー・ケイン自身はこの発言を意に介さず「素晴らしい夜を過ごしたよ」とブリットアワードを楽しんだ様子。ちなみに彼がプレゼンターを務めたインターナショナル男性ソロ・アーティスト賞は米ラッパーのケンドリックラマーが受賞しました。
ロシアとアルゼンチンのフーリガンがW杯で共闘!?
スペイン「AS」サイトによると、UEFA EURO 2016でイングランドのサポーターを襲いフランス、マルセイユなどで大暴れした悪名高いロシアのフーリガンが今年夏のW杯ロシア大会でアルゼンチンの「barras bravas(バーラ・ブラバ)」(南米のフーリガンやウルトラスといった暴力行為を伴う熱狂的なサポーター)と協力関係を結びイングランドサポーターを襲う計画をしていたことが分かったとのこと。
Russian ultras discovered in Buenos Aires combining forces with Argentina's barras bravas. English fans are their World Cup targethttps://t.co/G0w4jGKt9Z
— AS English (@English_AS) 2018年2月21日
(@English_AS Twitter)
アルゼンチン政府の安全保安機関が公開した情報によると、ロシアサポーターとアルゼンチン、ボカジュニオールズのサポーター「La 12」のリーダーとの会合でアルゼンチンから訪れるグループのロシアでの宿泊施設や交通手段などの手配を約束し、イングランドサポーターに対する襲撃計画を話し合ったそう。
そもそもロシアのフーリガンはサッカー観戦が目的ではなくボクシングなどの格闘経験がある腕自慢たちが自分たちの強さを見せつけるために、暴力行為が目的でスタジアムに乗り込んでくるようなのです。そしてアルゼンチンでも昨年バーラ・ブラバの1つ「La 12」のNo2を務めていた人物が何者かに襲撃され死亡するという事件が起きていて、度々警察やライバルサポーターと衝突しているバーラ・ブラバの中にはマフィアとも繋がっているグループもあるそうなのです。そんな2つの国の暴力的なグループが着々とこのような暴動計画を練っていたなんて恐ろしいことです!
ロシア政府はロシアンフーリガンたちがEURO 2016の時のような騒ぎを起こさないよう取り締まりの強化を図るようですが、イングランドサポーターのみならず日本から見に行く予定の方も巻き込まれないよう十分な注意が必要ですね。