マルセイユへはリヨンからの日帰り旅であまり時間がなかったのですが、少しだけ観光もできました。たまたま訪れた時期にマルセイユの新しいランドマーク「マルセイユ地中海文明博物館(MuCEM)」でサッカー関連の展覧会が開催されていたので行ってきました。
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2013年にオープンしたマルセイユの新しいランドマーク「マルセイユ地中海文明博物館(MuCEM)」
アルジェリア出身のフランスの建築家リュディ・リッチオッティ(Rudi Ricciotti)の手による海を望む要塞のようなユニークで豪快なこの建物は以前、何かで目にしてぜひ行ってみたいなと思っていて、今回のサッカーの展示がなくても行くつもりではいたのでちょうど良かったです。
外からまばらに射し込む光が美しい博物館の内部。まるで海の中にいるようです。
「Nous sommes Foot」直訳すると"我々はサッカーだ”と題したこの展覧会はサッカーの歴史的なものや政治、サッカーと社会の関わりから果たす役割や及ぼす影響、そして現代のサッカー界の大きな問題となっている行き過ぎた商業主義への批判などサッカーにまつわる事柄が多岐にわたって展示されていました。
現レアル・マドリード監督ジネディーヌ・ジダン人形
選手たちが出したレコードなのかな?
ブラッター元会長!?こんなブラックな内容の展示もなんか笑える。
W杯優勝トロフィーレプリカ
ボリュームは思ったよりも少なかったのですが展示内容がお堅いサッカーの資料などではなく、ポスターやグッズ、映像などがなんとなくポップ(&チープ)な感じだったのでアート作品を見ているようでなかなか面白かったです。
「Nous sommes Foot展」は来年2018年2月4日まで開催しているようです。お気軽にという訳には行きませんが興味のあるサッカーファンの方、ぜひマルセイユサッカー観戦と合わせてこちらも足を運んでみてはいかがでしょう。