いよいよ開幕したリーグ・アン。ネイマールの劇的なパリ・サンジェルマン入りでパリの街は熱狂に包まれました。
パリはネイマール一色
シーズン開幕を迎えたパリ・サンジェルマンの第1節アミアン戦、ネイマールは試合には出場しませんでしたがファンの前で華々しくお披露目されました。
Le président Nasser Al-Khelaïfi avec notre nouvelle recrue, @neymarjr ! 😀 pic.twitter.com/NkHvbhXmO9
— PSG Officiel (@PSG_inside) 2017年8月5日
(@PSG_inside Twitterより)
🔥 @neymarjr devant les supporters au Parc des Princes ! #BemvidoNeymarJR 🇧🇷 pic.twitter.com/B8tOYSi7VX
— PSG Officiel (@PSG_inside) 2017年8月5日
(@PSG_inside Twitterより)
「NEYMAR JR 10」のユニフォームを求めてパルク・デ・プランスやシャンゼリゼ通りのPSGストアは連日長蛇の列でユニフォームはバカ売れ!なんとエッフェル塔までこの通り、「ようこそネイマール」と掲げられパリ・サンジェルマンカラーに輝いています。いやあ1人の選手がここまでの影響力を及ぼしているってすごいですね。ネイマールの獲得費用は300億円以上と言われていますが、最初の数日だけでも経済効果はかなりのものですね。
(@psg instagramより)
ネイマール新加入選手恒例の儀式
ヨーロッパサッカー界では新加入選手がチームメイトの前で歌を披露するという恒例の通過儀式があります。ネイマールといえども特別扱いはなし。マルコ・ヴェラッティがその様子をインスタグラムにアップしています。何の曲かまではちょっと分かりませんがリズム感の良さはさすが!
(@marco_verratti92 instagramより)
ドラクスラーの代理人がバルセロナへ
ネイマールのPSG加入は各クラブにも影響を与えピリピリした状態が続いています。
ネイマールが抜けた後、バルセロナが獲得を狙っている選手としてはリバプールのフィリペ・コウチーニョ、ユベントスのパウロ・ディバラ、ドルトムントのウスマン・デンベレ、モナコのキリアン・ムバッペなどの名前が取りざたされています。パリ・サンジェルマンの選手では当初バルサへの移籍が噂されていたマルコ・ヴェラッティやアンヘル・ディ・マリア、ブレーズ・マテュイディなどの名前が上っていましたが、現在は今年の1月にPSGに加入したばかりのユリアン・ドラクスラーが有力候補となっているようです。
「Sport」や「AS」などスペイン各紙ではドイツ「ビルト紙」の情報としてドラクスラーの代理人がバルセロナの空港に降り立つ写真とともにバルセロナとの交渉のために訪れたと伝えています。
ドラクスラーは先のコンフェデレーションズカップに参加していたため、チームへの合流が遅れ調整中のため開幕のアミアン戦は欠場していました。
ネイマールとはもちろんタイプは違いますが、彼も才能豊かな素晴らしい選手でテクニックもありドイツ人らしい献身的プレーは昨シーズン少し停滞していたPSGに輝きを与えていたので、こんなにすぐ移籍することになってしまったら個人的にはすごく残念なのですが、試合に出れないとしたらそれこそもったいないし、もしバルサに入ったとしたらMSN(メッシ、スアレス、ネイマール)とは違う新しいスタイルが見られそうでそれも面白いかなとも思ったりして。
コンフェデ杯ではキャプテンとして若手で構成されたドイツ代表を率いて見事優勝へ導き、MVPも獲得(@draxlerofficial instagramより)
ネイマール余波で各リーグ、各クラブともどんな動きがあるのか、移籍市場はまだまだ目が離せません。