EURO2024(ユーロ2024)の決勝戦は鮮やかな攻撃でフランスを撃破したスペインと試合終了前の劇的な逆転ゴールでオランダに勝利したイングランドに決まりました。
どちらも守備が良く、かつ強力な攻撃の選手も揃っているので見どころたっぷりの試合になりそうですね。
決勝戦を前に、今回は両チームから抜粋して選手同士の比較をしてみたいと思います。
ヤマル対メイヌー
まずはサッカー界期待の10代の若手選手から、スペイン代表のラミン・ヤマル(バルセロナと)イングランド代表のコビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)の2人。
ラミン・ヤマル Instagram(@lamineyamal)
フランス戦で16歳362日で大会史上最年少ゴールを記録を記したラミン・ヤマルはテクニックはもちろんインテリジェンスも高く、今のスペイン代表チームのアイコンでもあります。スペインのルイス・デ・ラ・フエンテ監督のヤマルに対する信頼の高さはこの若い選手を攻撃の中心に据えたことからも伺えます。
一方のコビー・メイヌーは19歳。中盤で攻撃の組み立て、起点になる持ち出し、ボール運びなど輝きを見せています。イングランドの攻撃もメイヌーがスタメンで起用されるようになった決勝トーナメントの6月30日のスロバキア戦以降、ボール保持率も上がりボールが回るようになってきており、攻撃面でキープレーイヤーになるのでは期待しています。
コビー・メイヌー Instagram(@kobbie)
未来のサッカー界を担う2人のそれぞれのプレーに大いに注目したいと思います。
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