エース、エデン・アザールの退団や補強禁止などの影響で難しいシーズンになるかと予想されていたチェルシーですが新生フランク・ランパード監督の下、魅力的な若手選手が活躍しています。
メイソン・マウント
所属:チェルシー
生年月日:1999年1月10日
身長:178cm
国籍:イギリス(イングランド)
ポジション:MF
チェルシーの下部組織育ちで、昨シーズンまでランパード監督が指揮していた2部のダービーでプレーしていた監督の秘蔵っ子。得点能力が高く、持ち前の攻撃センスと豊富な運動量で中盤からゲームメイクしコントロールできる選手です。
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タミー・アブラハム
所属:チェルシー
生年月日:1997年10月2日
身長:191cm
国籍:イギリス(イングランド)、ナイジェリア
ポジション:FW
身長191cmの大型ストライカーですが体の使い方が上手く足元も器用で今シーズンのチェルシーの大きな得点源の一つ。昨シーズン、レンタルで所属していたアストン・ヴィラではチャンピオンシップ、リーグ2位の25得点を挙げています。将来が楽しみな逸材です。
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クリスチャン・プリシッチ
所属:チェルシー
生年月日:1998年9月18日
身長:170cm
国籍:アメリカ
ポジション:FW
補強禁止前ギリギリの契約でドルトムントから6400万ユーロ(約80億円)という移籍金でチェルシーに移籍。力強くテクニカルなドリブルを武器に優れた得点能力を持ちドルトムントで実績を残した彼でも初参戦のプレミアリーグに適応するのには少々時間がかかったようですが試合を重ねるごとに調子も上がってきました。
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2016年からアメリカ代表にも選出され2018年11月には最年少記録の20歳でキャプテンマークをつけてプレーをするなどアメリカサッカー界の大きな希望の星でもあります。
カラム・ハドソン・オドイ
所属:チェルシー
生年月日:2000年11月7日
身長:177cm
国籍:イギリス(イングランド)、ガーナ
ポジション:FW
スピードとボールタッチの上手さが光り、ドリブルでサイドからの切り込みは相手チームには驚異。イングランド代表としても各年代で活躍し2017年のU17W杯では優勝に貢献。2019年3月にはA代表に初選出され、18歳135日で出場した3月22日のチェコ戦でイングランド代表の公式戦デビュー最年少記録を更新しました。
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リース・ジェームズ
所属:チェルシー
生年月日:1999年12月8日
身長:182cm
国籍:イギリス(イングランド)
ポジション:DF
昨季レンタル先のウィガンで才能を開花させ今シーズンチェルシーに復帰しトップチームデビューを果たしました。本職のセンターバックに加え右サイドバック、ボランチと複数の守備的ポジションが対応可能なユーティリティープレーヤー。また正確なキック、鋭いクロス、強烈なミドルシュートなど攻撃面でも魅力があり、2019年11月5日のチャンピオンズリーグアヤックス戦でCL初ゴールを挙げました。
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フィカヨ・トモリ
所属:チェルシー
生年月日:1997年12月19日
身長:184cm
国籍:イギリス(イングランド)、カナダ、ナイジェリア
ポジション:DF
メイソン・マウントと同じく昨季ダービーにレンタルで所属していたランパード監督の教え子。ダービーでは主にセンターバックのレギュラーとして活躍し2018-19シーズンのクラブ年間最優秀選手に選ばれました。スピードもあり守備範囲が広く、攻撃面においても縦パスやドリブルでの推進力がありビルドアップ能力の高い選手です。
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補強禁止処分が逆に若手の起用に繋がり良い方へ転がったチェルシー。それもアカデミー出身者が力をつけているというのが育成改革が実を結んだ結果でそれがトップチームに反映されたというのも大きなことだと思います。
また、プレミアリーグ全体で若い選手が伸びてきているということは、イングランドの選手だけではないとしても今後のイングランド代表もかなり充実はしそう。しかも次回ユーロ2020は決勝が英ロンドンですからイングランド代表チームは是が非でも優勝を狙いたいところでしょうね。
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次回はプレミアリーグ以外の主要欧州リーグから注目の若手選手をピックアップしたいと思います。お楽しみに。