最新のヨーロッパサッカー夏の移籍情報です。「レキップ」からティーレマンスとヴィニシウスの移籍情報、「ガゼッタ・デル・スポルト」からはモラタの移籍の噂をピックアップしました。
ASモナコ、ティーレマンスの加入を正式発表
かねてよりベルギー、ジュピラー・プロリーグのアンデルレヒトからフランス、リーグ・アン、ASモナコ入りが報道されていたベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス(20歳)ですが、25日正式にモナコへの入団が発表されました。2022年までの5年契約で移籍金は2500万ユーロ(約31億円)とみられています。背番号は17番。
「モナコは野心的なプロジェクトがあり、若い選手が活躍している」
「ここに来られて嬉しい、クラブの信頼に答えられるよう全力を尽くす」
って感じのコメントが出ていました。
守備も好きだけど攻撃もしたいと言うティーレマンスの特徴は、左右どちらの足もバランスよく使うことができ、技術力が高く、幅広いエリアに対応。
抜群の2トップがいるモナコにとってはゲームメイクでき中盤を安心して任せられる彼の存在は大きな戦力になるでしょうね。
レアル・マドリード16歳の「ブラジルの宝石」ヴィニシウス獲得を正式発表
レアル・マドリードは23日、16歳のブラジル人ヴィニシウス・ジュニオールの獲得を発表しました。
「ブラジルの宝石」「新ネイマール」と称され、5月13日のアトレティコ・ミネイロ戦でプロデビューも果たしたヴィニシウスは、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなども関心を寄せていましたが、4500万ユーロ(約55億円)と言われる移籍金を用意したレアル・マドリードが勝利したようですね。
FIFAの定める年齢18歳以降に移籍可能になりますが今のところ2019年までは現在所属するブラジルリーグのフラメンゴでプレーする予定となっているようです。
モラタ年俸750万ユーロでミランへ?
「ガゼッタ・デル・スポルト」では昨夏ユベントスから移籍したばかりのレアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタがミランへ移籍し再びセリエAでプレーするかもと報じています。
ベンゼマの控えに甘んじている現状に、ミランの他チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドも興味とされていましたが、年俸750万ユーロ(約9億円)という好条件の提示でミランへの加入に前向きだとのことです。ただしレアル・マドリードとのクラブ間での交渉が難航するとみられ正式な結論はまだ先になりそうです。
その他、「レキップ」からちょこっとリーグアンの移籍情報
- レンヌのGKブノワ・コスティルがボルドーに移籍
ブノワ・コスティル(29歳)が4年契約でボルドーに入団しました。2011年にレンヌに加入してからは正GKとしてリーグ・アン219試合に出場し、5月18日に発表されたフランス代表メンバーにも選ばれています。2018年ロシアW杯出場も目指すコスティルは新天地ボルドーでの来シーズン以降の活躍が期待されます。
- オリンピック・マルセイユのブラジル人DFマテウス・ドリアが退団の意向
守備の強化をはかるマルセイユはDF陣の補強を決めており、それを受け移籍の決意を固めたようです。イタリアかスペインでのプレーを希望しているそうですがまだ22歳と若く伸び代が十分ある選手なので良い移籍先が見つかるといいですね。
一方マルセイユは現在チェルシー所属のフランス代表クル・ズマや同じくフランス代表のアーセナル所属ローラン・コシールニー、トルコのフェネルバフチェに所属するデンマーク代表シモン・ケアーなどをリストアップしているとのことです。