本日の観戦 結果と感想
リーグ・アン 現地時間5/20
マルセイユ 1-0 バスティア
73分 ゴミス(マルセイユ)
日本代表DF酒井宏樹が所属するオリンピック・マルセイユはこの試合勝って5位が確定すれば来シーズンのヨーロッパリーグへの予選3回戦からの出場権を獲得、対する19位と自動降格圏のバスティアは負けると来シーズン、リーグ・ドゥへの降格が決定してしまうというお互い負けられない対戦になりました。
試合は前半からマルセイユがポゼッション70%と押し気味で展開し、酒井のいる右サイドからの攻撃を中心に形は作るけどなかなかゴールは割れないまま0-0で前半が終了。
後半に入ってからもマルセイユがセットプレーなどでチャンスは作るけど、この試合チームの中心選手であるフランス代表ディミトリ・パイエが警告累積で不在だったのもあって、いつもよりも攻撃が単調気味でシュートまでいけても点が入る気配があまりなかった感じでした。
バスティアの方も度々カウンターをしかけるも最後まで行けずお互い攻めきれない時間が続く中、ようやく73分に右サイドからマキシム・ロペスのクロスにゴミスが頭で合わせてマルセイユが1点先制。やはりここ1番は頼りになるゴミスです。
そのすぐ後、75分頃かな?マルセイユのヴァンクールとバスティアのダニッチが何やら揉めて両チームの選手が一瞬エキサイトしたので、退場者でも出たらまずい!と心配したけど結局両者にイエローが出ただけで済みました。良かった、良かった。
負けると降格のバスティアは2枚選手を入れ替えて攻めに転じようとするも、マルセイユの方もやはり2枚変えて守備的に。
結局マルセイユ1-0のまま試合は終わり、マルセイユは5位が確定し来シーズンのヨーロッパリーグ予選3回戦からの出場権を獲得しました!一方バスティアは来シーズン、リーグ・ドゥへの降格が決まってしまいました。
バスティアは4月16日に行われたリーグ・アン第33節でサポーターがリヨンの選手を襲撃した事件があったり、バロテッリがバスティアサポーターから人種差別発言を受けたと告発したり、今シーズンはサポーターによる問題も色々ありました。バスティアのサポーターは荒っぽいというのは有名だけど、それでもやはりチームの状態が悪いとストレスもたまってくるものなので、こういう問題が起きたのも今シーズンの低迷を表していたという事なんでしょうね。
そして今シーズンのマルセイユは監督やメンバーを変え、オーナーも変わったことで財政も安定し昨シーズンの13位から5位へと大きな飛躍の年になりました。その話はまた別の記事でじっくり記したいと思います。