リーグ・アン&フランスサッカー

【2016-17】モナコ17年ぶり8回目のリーグ・アン優勝

投稿日:2017年5月18日

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本日の観戦 結果と感想

リーグ・アン 現地時間5/17
モナコ 2-0 サンティティエンヌ

得点
19分 キリアン・ムバッペ(モナコ)
90分+3 ヴァレール・ジェルマン(モナコ)

 

この試合、サンティティエンヌの方もいくつか決定的なチャンスはあったけれど終始モナコが攻守ともに安定感があっていつも通り強かったです。

前半19分にムバッペが先制点を決めたのですが、彼はボールを持ってからの動きが本当に早い!ヒョウとかライオンとかネコ科の肉食獣みたいに、そっと獲物に近づいて一気に加速して仕留める。しなやかなハンターって感じなんです。顔だけみると本当にまだ可愛らしさが残る高校生男子って感じなのに。

最後にはロスタイム試合終了直前に後半から投入されたジェルマンがモナコの優勝に花を添えるかのようにダメ押しのゴールを決め、それと同時に試合終了、優勝が決定しました!

今シーズン前半からずっと調子が良かったニースを第20節で抜いて首位に立ってから、下から追ってきた4連覇中のパリ・サンジェルマンをさらに突き放し見事な優勝でした。

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モナコの17年ぶり8回目の優勝は過去のリーグ制覇でこの日対戦したサンティティエンヌの10回、オリンピック・マルセイユの9回についで3位の記録です。チャンピオンズリーグでは予選から勝ち上がって準決勝まで行った史上初めての快挙を成し遂げたし、リーグでも去年12月の第19節からは負けなしで104得点と勢いと攻撃力のすごさが分かる数字ですね。

試合終了後は優勝セレモニーに突入したのですが、テレビで見るとモナコという土地だからかスタジアムが思ったよりもずいぶん落ち着いた雰囲気に見えました。実際現地にいたらサポーターの熱量は感じたのでしょうかね?観客はそれなりに入っていたように見えましたが、他のクラブだったらきっともっとすごい盛り上がりだったと思うんですけどね。

でも監督、選手、スタッフ関係者の方々みんなが、当たり前だけどものすごく嬉しそうで、幸せいっぱいのセレモニーでした。特に副会長のロシア人実業家バディム・バシリエフさんがうっすら涙を浮かべて熱くスピーチしている姿は感動的でした。彼はほとんど無名だったポルトガル人のレオナルド・ジャルディム監督を抜擢した人物だそうだし、それまでの有名選手を集めてくる金満体制から若手を育てていくという方針に変え改革を打ち出して、今回見事にクラブを優勝に導いた立役者みたいですね。

セレモニーで選手一人一人に小さな優勝トロフィーが渡されたあと、最後にファルカオが登壇し一生懸命フランス語でスピーチしているのが可愛かったです。でその後チームに授与される大きなトロフィーを掲げるのに、じゃまになったマイクを思わず一番近くにいたモナコの国王アルベール2世に渡してて、係員じゃないんだから!ってちょっとウケました。

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