コパ・アメリカ2019 ブラジル大会のベスト４が出揃いました。
惜しくも日本は予選で敗退し決勝トーナメントには進出できませんでしたが、ここからが南米のジリジリする熱い戦いの本番スタート！
そして決勝トーナメント1回戦はなんと4試合中3試合がPK戦という実力者が揃った大会にふさわしく白熱した試合になりました。
今回は準決勝に進んだブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルーの4チームから若手選手2名ずつピックアップしたいと思います。
ブラジル
ダヴィド・ネレス
所属：アヤックス
生年月日：1997年3月3日
身長：176cm
ポジション：FW
昨季アヤックスでブレイクしたダヴィド・ネレスはブラジル人サッカー選手特有のしなやかな身のこなしで細かいステップやフェイントで推進するテクニカルなドリブルが武器。コパ・アメリカ前のホンジュラスとの親善試合で初ゴールも決めました。華やかなブラジル代表の中で存在感を出すのはなかなか難しいでしょうがまだまだ若い選手ですので良い経験になるでしょう。
(@davidneres instagram)
アルトゥール
所属：FCバルセロナ
生年月日：1996年8月12日
身長：171cm
ポジション：MF
2018年グレミオからバルセロナに移籍し、現在ヴィッセル神戸で活躍するアンドレス・イニエスタの背番号8番を受け継ぎすぐにバルセロナでも才能を発揮しました。多くのブラジル人に共通するように体の使い方が抜群に上手い。また360度見えているかのような視野の広さがあり、パスの成功率の高さが特徴です。
(@arthurhmelo instagram)
アルゼンチン
フアン・フォイス
所属：トッテナム・ホットスパー
生年月日：1998年1月12日
身長：187cm
ポジション：DF
所属するスパーズでも出場機会が増ているフォイス。本職はCBですが右SBとしても攻撃的な持ち味を活かしてこなしています。体格も良いですし足元も上手いのでボール保持にも長けています。まだ若いので荒い部分はありますが今後経験値が上がれば守備面でも攻撃面でもかなり大化けする選手ではないかと思います。
(@juanfoyth instagram)
ラウタロ・マルティネス
所属：インテル
生年月日：1997年8月22日
身長：174cm
ポジション：FW
コパ・アメリカのグループステージ最終節カタール戦、そして準々決勝ベネズエラ戦でも先制点を決めて決定力があるところを見せたようにゴールへの積極性がある強気な選手は今のアルゼンチン代表ではなにより必要。アルゼンチンの選手らしくドリブル、フェイントなども上手くスピードもありゴールへの推進力があります。
(@lautaromartinezz10 instagram)
メッシやアグエロなどの黄金世代の後なかなか世代交代が進まないアルゼンチンですが、フォイスやラウタロ・マルティネスの他にもパウロ・ディバラ、ジオバニ・ロ・チェルソ、今回は選ばれていませんがマウロ・イカルディやクリスティアン・パボンなど実力のある選手が出て来て少し活性化してきているような気がします。
チリ
エリック・プルガル
所属：ボローニャ
生年月日：1994年1月15日
身長：187cm
ポジション：MF
チリ初戦の日本戦では187cmと大柄のプルガルのヘッドで先制点を決め勝負強いところを見せました。守備力も非常に高く所属するボローニャでも評価を上げており、ドルトムントやローマ、アーセナルなどが関心を寄せていると言われています。
(@e5pulgar instagram)
ギジェルモ・マリパン
所属：アラベス
生年月日：1994年5月6日
身長：193cm
ポジション：DF
所属するアラベスではレンタルで加入していた乾貴士とチームメイトでした。193cmの長身は空中戦に強く、堅実な守備でゴールを守るほか供給元となるロングフィードで攻守に渡りチームを支えます。バルセロナやローマも注目しているとか。
(@gmaripan instagram)
ペルー
レナト・タピア
所属：ヴィレムII(フェイエノールトからのローン)
生年月日：1995年7月28日
身長：185cm
ポジション：MF
体の強さがあり対人にも強く、ボールキープやボール奪取に優れています。ペルー代表の高い組織力の固い守備からの攻撃の起点となる選手です。
(@renatotapiac instagram)
エディソン・フローレス
所属：オールボー
生年月日：1994年5月14日
身長：170cm
ポジション：MF
強烈なミドルシュートや正確なパスやクロスからチャンスを作り出す攻撃センスはペルー代表の得点力を担う選手です。
耳に手を当てるゴールパフォーマンスからでしょうか。大きな耳のケーキ！！(@edisonflores1020 instagram)
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欧州サッカーとはまた違う「巧さ」「強さ」が光る南米の選手たち。南米の国同士の戦いではプライドをかけた負けられない意地とともに、今回の舞台での活躍が今後の大きなステップアップにも繋がるでしょう。